谷根千ウロウロでタグ「古美術 上田」が付けられているもの
千駄木の「古美術 上田」にて、『
中村 公紀さんによる新作・アクリル絵画作品が展示されています。
写真ではディテールが伝わりませんが、とても凝った構図と色彩です。
![]()
■ 中村 公紀[Ko-Ki Nakamura] 展
http://www2.ocn.ne.jp/~narchy/
期間: 2010年 3/27(土)〜30(火),4/3(土),4(日),4/7(水)〜11(日)
時間: 11;00 - 18:00(最終日: 16時迄)
場所: 古美術 上田 <http://ueda-arts.com/>
住所: 東京・谷中店/ 文京区千駄木 3-41-12
交通:
東京メトロ千代田線「千駄木」駅 2番出口 徒歩3分
JR日暮里駅 徒歩 5分
* 谷中銀座とよみせ通りの交差からすぐ。
「キッチン マロ」と「池田屋蒲鉾店」の脇道入リ、左長屋・奥。
![]()
上田さんから電話がありました。「面白いものが店に入ったので見に来はりませんか」とのことです。仕事帰りに、買い付けや商談で近頃滅多に開いていない「古美術上田」へ。
上田さんに見せて頂いたのは一枚の木版画でした。
サインはないが、戦前から戦後にかけての昭和に活躍された、奥山 儀八郎[おくやま ぎはちろう](千葉県松戸市)の木版画だそうです。
左上には『谷中村 河童画房 村長 おくやまぎはち郎 画』とあります。
一概に"谷中村"と言っても、栃木県下都賀郡谷中村、東京府北豊島郡谷中村、埼玉県入間郡谷中村とあったそうですし、明治初期の話です。木版画の風景はどうみても大正末期から昭和初期の風景です。村長に作家自身の名をひらがなで記してますから、手慰みか想像で描かれた架空の街なのかもしれません。「・・・それでもなんだか、とても谷根千らしいでしょう?」と、上田さん。
確かに黄昏の街を描いた木版画は、銭湯らしき煙突があります。描かれた看板の文字を辿っていけば、『・・・かんな台』、『・・・下 木工所』、『牛乳』、焼き鳥『いさみや』、『珈琲』『ビールはない』、『河童宗吉』・・・。塀は木造の縦板なのか、トタン塀にも見えます。なんだかね、ちょっと以前の谷根千みたいな風景ですよ。
ほら、ほら。一番奥には『・・・トメパン』て見えます。きっと「オトメパン」のことでしょう。とすれば、この風景は、根津の路地から言問通り(中華『オトメ』のあり場所)を眺めた風景か、千駄木の路地からオトメ通り(現在のよみせ通りの南寄り)を眺めた風景をもとに描いているのかも知れませんね。
「オトメ」については、地域雑誌『谷中 根津 千駄木』にとても興味深い記事があります。以前にナンダロウさんのブログにも紹介されていましたので引用します。(『谷中 根津 千駄木』バックナンバーを読まれると、詳細に取材された記事が載っています。)
■ 地域雑誌『谷中・根津・千駄木』89号(谷根千ねっと)
特集/豊かな時間の過ごし方 町で遊ぼう大人の工作
・根津銀座のオトメ、そしてみんな食べてたオトメパン -- 落合光さん
http://www.yanesen.net/archives/backnumber/089/
■ 2008-04-02 〈オトメ〉と〈さおとめ〉の縁を知る
<http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20080402>
・・・『谷根千』(特集は「大人の工作」)をパラパラ見ていて、「根津銀座のオトメ」という記事が目につく。〈オトメ〉は何度か行ったことがあるが、中華料理店にしては変わった名前だと思っていた。この記事によれば、店主は終戦後、人と一緒に「オトメパン」というパン屋をやっており、本店のほか売店が4つあったという。本店はよみせ通りの南寄りにあり、そこは「オトメ通り」と呼ばれていたとも。オトメパンをめぐるあれこれも興味深いが、末尾に、動坂の喫茶店〈さおとめ〉の店主がオトメパン創業者の兄だとあり、驚く。オトメとさおとめ......。なるほどなあ。地元以外のヒトにはまったく興味ないだろうけど、そんな知識がひとつ増えるたびに、この地域に住んでヨカッタと思う。やっぱり『谷根千』はスゴイ雑誌だ。
『ナンダロウアヤシゲな日々』より抜粋。
---
奥山儀八郎はニッカウヰスキー創業初期のポスターやラベルもデザインほか、幅広く作品を制作されていたようですが、谷根千地域とどのような関係があったのか、『河童画房』とは何なのか、興味は尽きません。
およそ二週間前(2010年 1月 16日)の「古美術 上田」では、上田さんが黙々と改装工事をしていました。
![]()
昨年末、慌ただしく解体されました古民家から譲り受けました玄関の扉を「古美術 上田」に移植する作業でした。
建物はなくなりましたが、その一部であった扉は廃材に帰することを免れて、再び人を迎え送りするための本来の役割として活用されることになりました。
---
以前に知人から頂いた絵葉書の写真は、渋谷にあります民藝館・柳 宗悦の書。
その言葉に「禅」の思想を含んだ、ちょっとした仕掛けがあります。
謎が解けると、思わずニヤニヤしてしまう、とても味わい深い言葉です。
扉アリ
入ルヤ
出ヅルヤ
宗悦
千駄木のオーダーメイド・バッグ「コゼバッグ[Cosset-Bags]」が東京最後の展示 & 受注会を「古美術 上田」にて三日間、開催します。同時に西方のオーダーフレーム製作「REW10WORKS[リュウテン・ワークス]」のオリジナル自転車、フレーム、パーツの展示会も開催します。(2009/12/5,6,7)
■ 『REW10 + コゼバッグ at 古美術上田』〜コゼバッグ 東京最後の展示受注会〜
<http://cosset.exblog.jp/11713218/>
開催期間: 2009年 12/5(土)、6(日)、7(月)
営業時間: 13:00 - 18:30(最終日は 17時迄)
主催: コゼバッグ[Cosset-Bags]<http://www.cosset-bags.com/>
共催: REW10WORKS[リュウテン・ワークス]<http://www.rew10.com/>
場所: 古美術 上田 <http://ueda-arts.com/>
住所: 文京区千駄木 3-41-12
--
東京メトロ千代田線「千駄木」駅 2番出口 徒歩 3分
JR「日暮里」駅 徒歩 5分
* 古美術上田は路地奥にあります。自転車でご来店の際は古美術上田より徒歩 3分の千駄木駅向かいの駐輪場に停めてください。
![]()
「コゼバッグ[Cosset-Bags]」が「古美術 上田」2Fを工房にして正式オープンしたのが、今年初め(2009/1/11)でした。一年に満たない期間でしたが、『チエ祭り』を開催したり、「TOKYOBIKE[トーキョーバイク]」をはじめ、様々なブランドとコラボしたり、野口 千絵さんの活躍には目を見張るものがありました。
急遽、2010年から京都での活動が決まって、今回は今年最後&東京最後の展示受注会となります。
メッセンジャーバッグをはじめ、トートバッグなど、サイズやカラー、種類は注文に応じて様々なバッグが作られる、コゼバッグ。
![]()
受注の他、サンプル品の販売も行います。写真はすべて一点物の PCバッグ(8,000円)。
![]()
---
メッセンジャー時代からの盟友がふたり参加します。
オリジナルフレーム・ビルダー、池田 隆治さんの「REW10WORKS[リュウテン・ワークス]」が創り出したフレームやパーツ、自転車の展示受注会もあります。(池田さんの愛車『ダルマ』も展示されますよ!)
![]()
そして「古美術 上田」の上田さんは不在になりますが、会場では雑器を100〜200円、デッドストックの帆布前掛けを 800円(ユーズドは 500円)と、投げ売り価格で古雑貨を出品します。
![]()
千駄木の「古美術 上田」での初めての作品展として、『
中村 譲司さんは、京都で活動されている陶芸家です。陶器でありながら異素材で作られたような、不思議な作風をもつ作品です。見方によって、土器であったり木彫であったり、彫金にも見える陶器。今回は、花入れを中心に皿や器を展示しています。
![]()
■ 中村譲司 展
http://uedaarts.exblog.jp/11505348/(古美術上田)
期間: 2009年 11/10(火)〜12(日)
時間: 11;00 - 18:30(最終日: 17時迄)
作家在廊: 金・土・日
場所: 古美術 上田 <http://ueda-arts.com/>
住所: 東京・谷中店/ 文京区千駄木 3-41-12
交通:
東京メトロ千代田線「千駄木」駅 2番出口 徒歩3分
JR日暮里駅 徒歩 5分
* 谷中銀座とよみせ通りの交差からすぐ。
「キッチン マロ」と「池田屋蒲鉾店」の脇道入リ、左長屋・奥。
![]()
連日のゲリラ豪雨。門前仲町へ帰る矢先、元メッセンジャーだった古美術屋は、へび道を抜けるところで、にわか雨に遭い、ワークウェア屋に雨宿りを頼みます。
彼が乗っているのは、かつてのメッセンジャー仲間だった「REW 10 WORKS(リューテンワークス)」(文京区西片)のオリジナル・フレームで作られた、骨董品運搬を目的に仕上げられた自転車。
ビーチクルーザーをモデルにされていて、キャリパーブレーキ(右手ハンドル)とコースターブレーキを併用。街乗りにしては太いタイヤにフロントの荷台。

REW 10 WORKS(リューテンワークス)のチャリは、どれも個性的で格好いいので、機会があったらどこかで見て下さい。
しばらく時間を潰して、雨が弱まるのを見計らって、再び自転車に乗って門仲を目指しました。

藍染川暗渠を南へ。しばらく空は・・・保つだろうか。

「駒込坂下町 南部町會々員」の下。
『クーラー 入りました 古美術上田』
『コゼバッグ 臨時休業 ゴメンナサイ。 www.cosset-bags.com/』

千駄木の古美術店「古美術 上田」の初企画展示は、
「銀嶺堂」(京都府京都)を主催される
古代(約 2100年前)中国・漢王朝時代の武帝が、北方の遊牧帝国"
『胡羌鬲絶』展は、昨年(2008)発表された論文に併せて、京都では二回に渡り展示会が開かれました。東洋文化に今ひとつ馴染みがないのは、京都の方が"本場"だからでしょうか・・・(参考リンク: 獅子像(東洋文化研究所))。・・・いや、私が門外漢なだけでしょうが。
■ アジア古代史企画展
http://seiran.ginreido.net/article/29237806.html(過日・来日)
ー 匈奴 VS. 漢 中国古代長城と烽火防衛システムの姿を求めて ー
期間: 2009年 5/26(火)〜31(日)
時間: 11;00 - 18:00
主催:銀嶺堂(
場所: 古美術 上田 http://ueda-arts.com/
住所: 文京区千駄木 3-41-12(Google)

---
関連リンク:
■ 「胡羌鬲絶」東京展開幕!(過日・来日)
http://seiran.ginreido.net/article/29420164.html
■ 企画展(古美術 上田)
http://uedaarts.exblog.jp/10314008/
なぜか気になる、「古美術 上田 <http://ueda-arts.com/>」の片隅にぶら下がる香炉。

上田さん曰く、手長猿を模した香炉だそうです。作者の思惑通りなら、背中から香を入れると、両耳から煙が出る・・・筈らしいですが、実際はどうなのでしょうか?・・・猿にしたところで、トボケた顔をしています。左手は妙な骨格で伸びていますし、寂しげに両足を抱えた右手は短いし。フザけたデフォルメが気になって仕方がありません。
こんな訳のわからない古美術品が、上田さんの店を入ってきては、引き取られて出て行ったりしています。
よみせ通り商店街の裏手にあります「古美術 上田」の 2Fに、ハンドメイドによるメッセンジャー バッグの「
また「
■
http://cosset.exblog.jp/
営業時間: 13:00 - 18:30
定休日: 5・10・15・20・25・30(5・10のつく日)
*
古美術 上田 2F
住所:文京区千駄木 3-41-12(Google)

谷中に店舗を構えて二年目を迎える「古美術 上田[Ueda Arts] <http://ueda-arts.com/>」正確な開店日が不明です。というのは、それまでメッセンジャーをしていた上田さんが体を壊し、古い貸し物件を借りて後、ひとりでコツコツと内装を壊し作り替えたのが 2007年。店舗がほぼ完成してからも、開いていることが少なく、知人など顧客中心に取引を始められたので、はっきりした開店日がわかりません。記憶では、Jay Tsujimuraさんに上田さんを紹介して頂いたのが2007年夏頃。秋頃には開店記念パーティーが開かれています。なんとなく 2年目を迎えた「古美術 上田」です。
店主の上田さんは気取りがなく自然体で、門前仲町から自転車で谷中に通ってこられます。ブレがない、とうかとても落ち着いています。骨董を扱っていれば当然だろう、と思われるかも知れませんが、つい数年前までメッセンジャーをされていた二十代の青年です。
古くからある骨董店・古美術店と品揃えが違うのは、プロから見れば素人臭さだったり若さなのかも知れませんが、私のような素人には、銘や時代・有名無名にに囚われず、ご自分の気に入った品を探し、提案されるプロセスが品揃えを見ても、とても新鮮に感じます。
骨董には一定の価値観が存在するのは確かで、"眼"を養わなければ見えない"美しさ"があると言われていますが、その一方で"見立て"とは、常に自然体で、新しい見方を受け入れる素養が必要な気がします。
![]()
上田さんの実家は京都で骨董店「古美術 上田」を営んでいます。血筋で言えば二代目ですが、東京で"骨董"を通して、もっと面白い生活を提案して活けたら、と考えています。「古美術 上田」で取り扱われている商品は高価な品物が多いのですが、それでも気軽に足を運び、骨董や美術品を身近で見て欲しい。そして近い価値観を持って「古美術 上田」を気に入ってくれたならば、今すぐでなくても良いので、足繁く通って「これだ!」と思う品に出遭ってほしい。・・・そんな店舗にしていきたいと考えています。




最近のコメント
[敬称略]>> やまだ
古美術 上田
>> 熊鷹
古美術 上田
>> やまだ
古美術 上田
>> 熊鷹